ソライシタカオの手紙考察④
soraishi-raizoh.hatenablog.com
手紙は4枚目です。
4
おとうちゃんへ
おとうちゃん げんき ですか
おとうちゃん かろう ではないですか
ぜんぜん かえってきて くれないので
ぼくは とても しんぱい しています
おかあちゃんは よく あそびに いって
たのしそうに してるので だいじょうぶ です
そういえば まえに おとうちゃんが
くれた コモルーが しんか しました
でも コモルーは いんせき みたいなのに
ボーマンダは いまいち だと おもいました
だから ともだちに たのんで
ソルロックと こうかんして もらいました
おとうちゃん ごめんなさい
でも ソルロックの ほうが かっこいいです
きょうも よるに なったら ほしを みます
おとうちゃん のことを おもいだします
ソライシ タカオ
今更ながら疑問に思ったが、この手紙をの書いていた期間てどれくらいなのだろうか…
文体というか言葉遣いにあまり変化が見られないこと、季節感はあまり感じないがライゾウが休みで、本来なら帰ってくると思っていたが、帰ってこず、そのタイミングで書いていたというところか?
前にも書いたが、おそらくシーキンセツに出稼ぎに行く際、妻はライゾウが帰ってこられないというのを知っていたはずだ。子供のタカオには話せないだろうが。いや、当初妻は自宅にいたのか。遊びに出掛けるようになったのは2枚目以降。ライゾウが帰ってこないとみると寂しさから出掛けるようになった?
4枚目の手紙から読み取れることは、おとうちゃん(ライゾウ)が全然帰ってこないこと、心配しているのはタカオだけでおかあちゃんは遊びに行っていて楽しそうである。
という点ある。時系列的に数年も経っていないようなので、タカオの中では数か月、もしくは月に1度くらいは帰ってこられるとの思いがあったようだ。もうすでに4枚(実質3枚)の手紙を書いている。
1枚目はこんどの おやすみは かえりますか
2枚目はこのまえの おやすみに おとうちゃんが
かえって こなかったので さみしかったです
である。休みで帰ってくるのを期待していたが帰ってこず手紙を送っているのが濃厚と思うが。自分はけっこう短い期間での話だと思う。
さきの、そういえば まえに おとうちゃんが
くれた コモルーが
というところ。このシーキンセツはポケモンの持ち込みが禁止されている。
出稼ぎに行く際にライゾウのコモルーをタカオに渡したようだ。問題はライゾウがコモルーを持っている点だ。タツベイ系統は一般トレーナーで持っている人が出てきただろうか…ゲンジやヒガナなどそれなりのトレーナー、もしくは流星の民関連?流星の滝でタツベイを捕まえることができるが、ライゾウがそこまでしてゲットするだろうか。ライゾウの出生も分からないが、元来星関係の家系だったのかもしれない。
きょうも よるに なったら ほしを みます
おとうちゃん のことを おもいだします
星を見ながらおとうちゃん(ライゾウ)のことを思い出す日々。おかあちゃんは遊びに行っているから、タカオは一人のことが多かったはずだ。
星を見る=ライゾウを思う