soraishi-raizohの日記

シーキンセツ

ソライシタカオの手紙考察②

 

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1枚目に入る前に、まずソライシライゾウ、ソライシタカオとは一体誰なのか。

作中では明言されていないが、おそらくソライシタカオはハジツゲにいるソライシ博士だろう。そしてソライシライゾウとはその父である。私は確定と思っているが…

ソライシライゾウがシーキンセツで働くようになり、忙しく帰ってこられない日々、妻の浮気友達遊び。父を思う息子からの手紙がこれだ。

 


おとうちゃん へ
おとうちゃん げんき ですか
しごと がんばってますか
ぼくは げんき ですし べんきょうも
おてつだいも がんばってます
かあちゃんも まいにち ごはんを
つくってくれるし げんき です
こんどの おやすみは かえりますか
こんど かえったら ぼくと いっしょに
てんたいショーに いって ください
ついしん
トレーナーズスクールで
かいた えを おくります
ソライシ タカオ

 


手紙 かと 思ったら 絵だった
男の人の 顔の となりに
おとうちゃん だいすきと 書かれてる

 

おそらくこれが本当の1枚目だろう。というのもそもそもタカオから送られてきた手紙がすべてライゾウに届いていて、さらにちゃんと読んでいるのか。

気になる話がキンセツで聞ける。

 

昔 シーキンセツに 勤めていたが
今も 忘れられぬ ことが ある

もはや 名さえ 浮かばぬ ある部下

不注意な 男で 大きなミスを
起こし オレは 解雇を 命じた

男が 去り しばらく 過ぎたころ
彼あてに 荷物が 届いた

差出人の 名は 家族

恐らく 単身 働く 彼を
案じ 品を 送ったのだろう

ただ 荷物が 送られた 日付は
彼が 去った 日 よりも ずっと後

真実を 知らぬ 家族……
真実を 告げぬ 男……
なんとも 遣る瀬無い 思い出だ

 

そう、ライゾウはクビになってしまう。

タカオから荷が届いたとき、ライゾウはもうシーキンセツにはいなかったようだ。

では手紙はどうだろうか、そしてライゾウがクビになったタイミングは。

 

まず、ブリキ缶に入っている手紙はおそらくライゾウ本人が開封し缶にしまったものだろう。

同じエリアにあるライゾウの明細書は風化し読めない部分があるのに、この手紙は大事にブリキ缶にしまわれており、おかげで全文しっかり読むことができる。タカオからの手紙が嬉しかったのだろう。そして開封して読まれたことも考察できる。

缶を開けると、7枚の選択肢が出る。もしも開封していないのであれば5枚のはずだ。

2枚目と7枚目はそれぞれ1枚目と6枚目に同封されていたもののはずだからだ。

以前の仮説で、ライゾウは5枚目の時には解雇されており、最後の手紙は読んでいないのでは?との考察を見たことがあるが、すべて読んでいると考える。

 

手紙に移ろう。

単身シーキンセツに出稼ぎ?にでたライゾウへのタカオの手紙だ。

家を出てからどれくらいの期間だろう。週1とかでは休めないだろう。月単位か、年末年始お盆…どうだろう。

この時点ではかあちゃんは毎日食事を作ってくれているらしい。

このことから、今後もしかすると食事すら作ってくれなくなることの暗示ではないか?

こんどのやすみはかえりますか?

これはおそらくだが、本来帰ってくるはずだった日に帰ってこなかったために書いたのではないか?休みに帰るのは当たり前だ。それを帰るのか尋ねるあたり、1回帰ってこなかった帰れなかったのではないか。

前文のべんきょうもおてつだいもがんばっています

というのも単身シーキンセツに行く前にライゾウからタカオに「しばらく帰れないからおかあちゃんの手伝いと勉強を頑張るんだぞ」と約束したのではないか。

2枚目はトレーナーズスクールで書いたおとうちゃんの絵だ。トレーナーズスクールはカナズミにある。しかしポケモンの世界では小学校ってないんでしたっけ?みんなトレーナーズスクールに通うもんなのかもしれない。それならトレーナーズスクールはほかの町にもありそうだが…カナズミが有力か。